海外旅行が決まったら、まず手をつけるのが「旅行かばん」選びですね。
いろいろ旅行かばんを紹介していますが、そもそもどれくらいの大きさのかばんで出かけたらいいのかわからないという人も多いのでは?ここで少し海外旅行用「かばん」の選び方を紹介したいと思います。
大小2タイプの旅行用カバンを用意する
一般的に旅行かばんの選び方は、旅行日数で語られることが多いですが、なかなかイメージがしにくいですよね。
日数と容量で考えと旅行かばんの目安は以下の通りです。
- 1~3日:20~40リットル
- 4~5日:40~60リットル
- 6日~1週間:60~80リットル
- 1週間~:80リットル~
男性女性でも変わってきますし、現地で洗濯するしないによっても容量は大きく変わってくるので、無理やり分類するとこれくらいの容量があれば大丈夫だと言われているものです。ただ、これだけでも4つのスーツケースやかばんを用意しないといけなくなります。
40リットル前後で言うと、以前紹介した「機内持ち込み可能なキャスターバッグ」がそのくらいの容量です。

スーツケースは「持ってるだけで一目置かれる「スーツケース」4選」で紹介したものが60~85リットルくらいまであります。

海外旅行用にカバンを用意するとして、私がおすすめするのは、大きなスーツケース1つと、機内持ち込み可能なギリギリサイズのキャリーバッグの2つ持ちです。保管場所を考えるとスーツケースはひとつしか持てないので、できるだけ大きめの物を買うのがいいと思います。ただ、機内預け入れ可能荷物にも制限があるので、そこは注意が必要です。80リットルくらいだとだいたいどこの航空会社の預け入れも問題ないと思います。
旅行のスタイルでカバンを使い分ける
とりあえず2つカバンを用意できたら、その使い分けです。海外旅行といっても、行く先はたくさんありますが、旅行スタイルとなると、それほど多くはありません。2つのカバンでほとんどの旅行スタイルがカバーできるはずです。
週末+1日くらいでアジア個人旅行
こういった週末アジア弾丸旅行は、滞在時間も限られるので、少しでも時間を節約できるようにすることが大事です。機内預け入れができるカバンを選んで、到着後すぐに目的地に向かえるようにするのが鉄則です。朝早くついて、夕方までホテルには行かないという場合も一日荷物を持っての移動となるので、持っていくものもなるべく減らして行くべきです。
長期1箇所滞在型
同じホテルに長く泊まって1都市を楽しむ様な旅行には、大きなスーツケースで問題ないです。ショッピングが好きなら、荷物が増えても大丈夫なように、さらに機内持ち込み可能なキャスターバッグを持って行くとさらにをたくさんの容量を詰めることができます。具体的には、バリ5日間、ハワイ6日間、ニューヨーク7日間、ロンドン6日間などの旅行です。
ツアーで周遊タイプ
色々な都市を回る周遊タイプの旅行の場合、パッケージツアーで行くのか個人手配で行くのかによって選ぶカバンは変わってきます。工程がしっかり組まれたパッケージツアーの場合、移動は多いですが、基本的に朝にスーツケースをバスに預けて各観光地を回ります。このような旅行の場合は、大きなスーツケースで問題ないです。ただ、1泊毎に宿泊地が変わったりするので、毎日の服を小分けにしておくなどパッキングの仕方を工夫しておく必要があります。朝寝坊してもすぐに出発できる体制を整えておくのがこの手の旅行を楽しむコツです。
個人で周遊旅行
できるだけ荷物は少なめにして、行くほうが良いです。リュックタイプにもなるトローリーケースがおすすめです。ヨーロッパなどは石畳や階段が多く、トローリーがつかえない場所もあるので、そういった時には背負って移動できるものだと疲れが比較的マシです。個人で長期周遊旅行に行く場合は、キャンプなどで使う本格的な大容量リュックサックを検討してもいいと思います。いわゆるバックパッカーってやつです。
スポーツを楽しむ旅行
スキー、ゴルフやサーフィンは道具を持っていくかどうかの検討からはじめます。持っていくとしたら、どのような手荷物制限があるかを航空会社のホームページ等で事前に調べておき、それに合わせたカバンを用意しておくのが賢いパッキング術です。空港ついてから追加料金取られると非常に痛いので、こちらは予め調べておくべきです。
旅行かばんを選ぶにあたって
自分は今の旅行スタイルだと、75リットルくらいのスーツケースと機内持ち込み可能なキャスターバッグで十分どんなスタイルの旅行も対応できています。昔は大きなバックパックを背負ってヨーロッパを周遊したりしましたが、ここ最近はそんな旅はほとんどしないので、この組合せで全く問題ないです。もしヨーロッパ周遊するにしても、今だったら機内持ち込み可能なキャスターバッグで旅するように思います。歳と共に旅行スタイルが変わってくるのも、旅行の持ち物の面白いところです。
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