持ち物は結構紹介してきましたが、その持ち物をどのようにパッキングするのが良いかを書いてなかったので、パッキングのコツを紹介します。
荷物はカバン容量の8割で準備する
せっかくだからあれもこれも持って行こうとして、スーツケースにパンパンに荷物を詰めて行く方がいます。そして、空港で重量オーバーで荷物を広げて重い荷物を捨てるか、見送りの人に持って帰ってもらったりしている人をたまに見かけます。以前と比べるとだいぶ減りましたが…
今どきよほどの秘境や辺境の地に行かない限り、現地でほとんどのモノが手に入ります。迷ったら、それは置いて行っても大丈夫なサインです。心理的にスーツケースにスキマがあると詰めたくなる気持ちはわからなくもないですが、スキマがあるくらいの余裕を持って荷物を準備します。
荷物が多くなる原因は服
服は現地で洗濯することも考えると3日分でことたります。シャツなどはホテルのクリーニングサービスを使うのも手です。ピシっとアイロンの効いた状態で着ることができます。
かさばる洋服はとりあえず圧縮
ダウンジャケットやトレーナー等かさばるものはどんどん圧縮して持っていくようにしましょう。特にダウンジャケットは空気が大半なので、圧縮するとめちゃくちゃ小さくなります。
シワが気になる洋服をパッキング
シワが気になるシャツなどはあらかじめクリーニングに出しておき、上がってきた袋に入った状態のものをそのまま持って行くと多少かさばりますが、シワの心配はいりません。スーツやジェケットについては、ガーメントケースに入れておくようにします。
ホテルに付いたら、しわ取りスプレーを掛けて、風呂場に干してバッチリです。膝の裏のシワなどもこの方法で取るようにしましょう。
仕分けケース等に入れておくと現地で楽

自分は荷物は基本的に以前紹介した仕分けケースにすべて振り分けます。なので、モノが単体で入ることが殆どありません。これをブロックのようにスーツケースの中に並べるだけでパッキングは終わりです。これだと、万が一にでも空港でスーツケースを開けるはめになっても慌てずにすみます。
ホテルについたら、そのケースごと引き出し等に入れられるので、現地での整理も楽です。
パッキングの順番
スーツケースでも、ソフトなバッグでも基本は重いものを下に持ってくるようにすることです。
割れ物や壊れ物は基本的に電子機器が多いのですが、そちらはクッション付きのポーチに入れます。そしてそのポーチを服が入った仕分けケースの間に入れるとかなりのクッション効果がでます。もし、ワインなどを持って帰る時は、完全防水のケースに入れてから、服やタオルでカバーして仕分けケースに入れてパッキングするようにしています。
荷物の容量は8割くらいでいくのですが、スーツケースの中にはスキマは作らないようにします。中でモノが動くと壊れたりする可能性が高くなります。
もしスキマがある場合は、芯を抜いたトイレットペーパーを入れたり、圧縮していたダウンの圧縮をやめたりするとすぐにスキマはなくなるはずです。スーツケースなどで中に固定用のベルトがある場合は確実にそちらのベルトで固定します。
出かける直前に荷物を増やさない
出かける直前になって、あれも持っていったほうが良いかなとなり、荷物のラストスパートをしがちですが、そういう時に入れたものはほとんど使うことがありません。それよりも、忘れると旅行に行けないパスポート等の貴重品の忘れ物が無いかどうかをしっかりチェックしましょう。貴重品以外は最悪現地や空港で手に入れればいいやというくらいの気持ちが上手なパッキングの一番のコツです。
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